日本語スピーチコンテスト
このスピーチコンテストは、日本での様々な経験を通じて感じたことや考えたことについて、北九州市やその近郊に住む外国人が発表するものです。
多様な分野・視点から発表し、他の発表者の意見を聴くことで、これからの日本語学習のモチベーション維持や向上につながることを目的としています。また、発表者だけでなく、観覧者である北九州市民にとっても、外国人の様々な経験や意見を聴くことで彼らが普段感じていることを知り、多文化共生のあり方について考えるきっかけともなります。
令和4年度の「日本語スピーチコンテスト」は、「留学生弁論大会」と「日本語おしゃべり発表会」の2部制で行います。
第1部は市内の大学、短期大学、高等専門学校、日本語学校に在学中の留学生が発表する「留学生弁論大会」、第2部は北九州市内やその近郊に住む外国人が発表する「日本語おしゃべり発表会」です。
令和4年度の「日本語スピーチコンテスト」は、下記のように開催いたします。
令和4年度「日本語スピーチコンテスト」
■開催日:2023年1月9日(月・祝)
第1部 「留学生弁論大会」 10:30~13:00
第2部 「日本語おしゃべり発表会」 14:00~18:00
■開催場所:北九州芸術劇場 中劇場(リバーウォーク北九州内)
■応募資格:
「留学生弁論大会」次の全ての条件に該当する外国人留学生等。
①母語が日本語以外であり、日本国籍でないこと。
②北九州市内在住、または北九州市内の大学、短期大学、高等専門学校、日本語学校に在学中であること。
③(公財)北九州国際交流協会が過去に開催した「留学生弁論大会」において受賞していないこと。
「日本語おしゃべり発表会」
北九州市内及び近郊に住む外国人
■スピーチの内容:主題は自由
■応募締切:2022年12月15日(木)
■応募方法:
①日本語スピーチコンテスト申込書と、②スピーチ原稿の2つを、メールで送るか、北九州国際交流協会に持って来てください。
メールアドレス: nihongokyouiku@kitaq-koryu.jp
北九州国際交流協会の場所:北九州市八幡西区黒崎3丁目15ー3 コムシティ3階
★JR黒崎駅から、歩いて2分くらいです。
■申込書・開催要項など:
昨年度までの「留学生弁論大会」
母国を離れ日本で暮らす留学生が、日本での様々な体験を通じて感じたこと、考えていることを日本語で発表する場を提供することで、日本語学習意欲の増進と、留学生理解の一助とするため、北九州市内の大学や日本語学校等で勉強している留学生を対象に、平成4年から日本語弁論大会を開催しました。
開催にあたり、北九州小倉ライオンズクラブ、(公社)八幡法人会、北九州中国友愛の会の協賛を得て実施してきました。
開催時期
年に1回、12月頃に開催。
大会表彰
- 最優秀賞 賞状・楯・賞金5万円
- 北九州小倉ライオンズクラブ賞 賞状・賞金4万円
- 公益社団法人八幡法人会賞 賞状・賞金3万円
- 友愛特別賞 楯・賞金1万円
- 審査員賞 賞状・賞金1万円
直近の開催実績
回・実施年 | 最優秀賞 | テーマ |
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第29回(2021) | 王 若竹(ワン ワカタケ) (九州工業大学大学院・中国) | 二回目 日本での生活 |
第28回(2020) | ガラン サンカルパ (九州国際大学・ネパール) | 日本とネパールの文化の差から学んだ大切なこと |
第27回(2019) | 張 子瑶(チョウ シヨウ) (早稲田大学大学院・中国) | 中国のテーブルマナーについて |
第26回(2018) | 厳 水易(ゲン スイイ) (九州共立大学・中国) | やっぱり日本は… |
第25回(2017) | ラマ サロズ(LAMA SAROJ) (大原昴自動車・スポーツ専門学校 日本語学科・ネパール) | 日本に来て学んだこと |
令和2年度は、コロナ禍のため観客の募集は行わず、大会の様子をYouTubeでライブ配信しました。

昨年度までの日本語おしゃべり発表会
日本語おしゃべり発表会は、年齢・職業を問わず、北九州市内および近郊に住む外国人を参加対象とし、日本語で意見を発表する場として、多様な分野・視点から個々の日本語レベルで発表し、他の発表者の意見を聴くことで、日本語学習のモチベーション維持や向上に繋がればという思いで開催しました。
また、発表者だけでなく北九州市民にとっても、外国人の生の声を聴くことで、彼らが普段感じていることを知り、多文化共生のあり方を考える場でもありました。
開催時期
年に1回、2月頃
「第12回日本語おしゃべり発表会(令和3年度)」
開催日 | 2022年2月13日(日) |
場所 | COMCITY 子どもの館 子どもホール |
発表者 | 20名(インドネシア、タイ、台湾、中国、ナイジェリア、フィリピン、ベトナム、メキシコ) |
最優秀賞受賞者 | 陳 雋中さん(台湾・学研ボランティアの会) テーマ:「日本に来て驚いたこと」 |

2021年~2019年の実績
回 (実施年) | 発表者数 (名) | 最優秀賞受賞者 | テーマ |
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第11回(2021) | 16 | ホコ シモン (フランス・学研ボランティアの会) | 幸せの話 |
第10回(2020) | 26 | ヴォン ティ トゥ (ベトナム・マレリ九州株式会社) | 私の心の日本 |
第9回(2019) | 21 | ヒフサン マンガラ パンガペアン (インドネシア・しもそね日本語教室) | 剣道体験 |
※第11回(2021年開催)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により録画による審査を行い、DVDを作成しました。