関原大学生奨学金 受給者3名から作文が届きました

2016年4月19日 Posted in 活動報告

 当協会では、大連市の大学で日本語を学んでいる中国人学生に月々500元を支給する「関原大連市大学生奨学金」を実施しております。

 平成27年度の受給者は、全員が大連外国語大学日本語学部の学生で、譚正園さん(4年生)、解紫圯さん(3年)、李騰騰さん(2年)の3名です。

 譚さんは、日本の大学院への進学を希望されており、解さんは、大学卒業後日本での留学と日系企業での就職を希望されています。李さんは、日本の事をもっと知り、さらに中国の魅力も日本に伝えたいと考えておられます。

 大連と北九州の架け橋としての皆さんのさらなるご発展をお祈りしております。

 以下は、3名の作文です。

  

 「日本語勉強の4年」 大連外国語大学 日本語学部4年  譚 正園さん

 今まで、日本語の勉強はもう4年になった。4年前、日本について、アニメや桜や中日歴史など以外何も知らず、将来日本語を学ぶとはもちろん思わなかった。だが、運命というか、日本語学部に選ばれ、日本語の勉強を始めた。

 この4年、ゼロから日本語を勉強しながら日本のドラマ、歌をたくさん触れ、日本のすばらしさを徐々に認識するようになった。ドラマを例として、アメリカとイギリスのドラマと違い、日本のドラマは意味深いが暴力と官能などは余りなく、大人にも子どもにも向く。そして、ドラマの脚本は本当に素晴らしい。友達に頼んで買ってもらた脚本は日本のドラマ『legal high』と『legal high2』である。そのドラマも脚本も、真実は何か、法律は何か、そして法制とはいったい何かなど問題をもっと深く考えさせられ、大変感動した。

 日本の歌も心を何度も動かされた。演歌の美しさはもちろん、他の種類のすばらしい歌も気に入っている。一番好きな日本のロックバンドはSEKAI NO OWARIというのだ。彼らの歌の中、一番好きなのは「Never Ending World」という歌なのである。たくさん仕事に追われて大変疲れたある晩、ちょうどうその声と曲が流れ、魅かれた。歌詞を読んだ後、なんとなく力が出て、もっともっと頑張りたかった。その歌は「人」と「人間」また「始まり」「終わり」、そして「人」と「偽り」などについてが歌の内容で、少年らしい声で自分のいろいろの迷いと決心などの考えを伝えてた。なんと素晴らしいと思っている。

 日本語を学んで、もう一つの角度から物事と世界を見ることができて、本当に幸せだと思う。4年間日本の奨学金を何度ももらって、日本から伝わる善意と美しさをも味わえ、心から感謝の気持ちを申し上げたいのである。これから、日本の文化の美しさと日本人の素晴らしさをほかの中国人に伝えたい。日本語と出会えて、よかったと思っている。

 もうすぐ卒業して、今年の十月から日本の大学院に進学するので、日本、日本の友人たち、日本語、これからも、よろしくお願いします!と情熱をもって叫びたい。

 

  大連外国語大学 日本語学部3年  解 紫圯さん

 この度、関原奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。

 正直に言えば、大学に入る前は、私は将来に対してなんの目標もありませんでした。日本語を勉強してから初めて、自分の価値を発揮する場所が見つかったような気がして、毎日充実した日々を過ごしています。日本語の勉強とともに、日本の精神や文化に引き付けられつつあります。

 また、今回の座談会で、北九州の輝かしい成果と目標に対する確固たる信念に感心し、更に北九州に憧れています。美しい景色、先進な技術、そして優しい日本の方々、いつかは北九州に行って、北九州の魅力を感じたいのです。

 私はこれからも、ちゃんと勉強して、いろんなことを身につけ、関原奨学金にふさわしい人間になりたいです。自分を磨いて、見聞を広げ、豊かな生活を送っていきたいです。そしてちゃんと日本の精神文化を心で感じて、学んで、そして中国の人たちに伝えたいです。日本と中国の架け橋になりたいのです。この目標を目指し、私は頑張りたいと思います。

 もう一度感謝の意を表したいと思っております。いつかはきっと北九州に行ってまいります。そして北九州の素晴らしさをみんなに伝えることを力尽くしたいのです。よろしくお願いいたします。

 

 「大学生活の思い出」 大連外国語大学 日本語学部2年  李 騰騰さん

 大学に入ってもう一年半ぐらい経ちました。この一年半で、色々なことがありました。

 初めてこの大学に来ったとき、がっかりしました。市内から遠いし、交通が不便だし、学費も高いし、なかなか気に入りませんでした。でも、この大学で生活すればするほど、好きになってきました。

 私は日本語に興味があるんです。この興味を掻き立てたのは日本のアニメです。日本のアニメを通じて、日本語と日本の文化を多少分かってきました。そして好きになりました。そういうことで、日本語の授業も退屈ではなく、面白いと思っています。だから私の成績もあんまり悪くありません。前学期まで学校の奨学金を三回受けました。楽しいが、日本語を勉強することはやはり遠い道だと思っています。二年生なのに、日本語の作文もまた間違いだらけで、まだ勉強不足だと思っています。

 関原奨学金を受給できるというお知らせを聞いたとき、びっくりしました。「一体どんなことか」と思いました。誠にありがとうございました。申し上げているうちに、自分の理想とかいろんなことを考えていました。私はやはり中日の架け橋のような人になりたいです。これからも精一杯頑張ったり、中日文化の交流に自分のわずかな力を捧げたいと思っています。

 

   大連.jpg

【写真】3月16日に大連外国語大学で行った伝達式の際に撮影。

左から、平城事業推進課長、譚正園さん、李騰騰さん、解紫圯さん、駐大連北九州事務所 益野副所長。

 

 


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